備忘録

この記事はコスプレに関する私の一つの愚痴であり意見を書いています。

きっと反論の声も有ると思います。

だって私も完璧な人間じゃないもの…ミスチョイスも多いです。

私自身が失敗したことも含めて備忘録として残します。

 

私の趣味はコスプレでそれは今でも続いてます。

新しいことをするのが好きでいろんなことにチャレンジしていくのが

私のいいところでありながらチャレンジした物事を勧めていくために厳しいことを言う

学校の厄介な先生のような性格です。

 

この記事を書いている年の春。

そこそこ仲のいい友達が「コスプレパフォーマンスチームを作るのできてくれない?」と声をかけてくれました。

新しいことにチャレンジしたい私はもちろんこれを受けました。

 

揃ったメンバーは年齢や経歴もバラバラ。

知り合いも数人居ましたが半分は初めまして。

全員の共通点はパフォーマンスに関しては初心者ということ。

試行錯誤を続けて意見を持ち寄りながら目標となっているイベントを見据えて

多くのトライ&エラーを繰り返していました。

 

そんな折、一つの知らせがチームを駆け抜けます。

 

「怪我をしたので入院します」

 

知らせを受けた時イベントまで2ヶ月きっていました。

状態を聞くに激しい運動はすぐにはできなさそうでしたが1ヶ月後には退院とのこと。

メンバー全員で彼女の復帰を待ちながら練習をする日々が続きました。

入院してしまった彼女はチームのだれとも特別仲がいいわけではなく

SNSの募集記事をみて飛び込んで来てくれた人でした。

だからこそ誰もが普段から気を使っていて

だからこそ入院を本気で心配し、彼女の回復を待っていました。

 

そしてここから何かがおかしくなっていったような気がします。

入院中の彼女から個別にLINEが入りました。

「家の状況があまり良くなく、私の給与で私と妹の生活費を工面しているのだが

 入院の関係で今月のお金が厳しい。借用書でもなんでも書くのでどうかお金を貸してくれないか」

 

流石に本名も住所も知らない人にいきなり多額のお金は貸せない。

これが私の答えでした。

でもコレが本当なら一大事です。

私は色んな方法を調べて提案を続けていました。

その中で「どうしてもこれらが難しいのであれば病院に顔を出すから現状を聞かせて欲しい」と伝えました。

そこで帰ってきた言葉が

「面会謝絶のため会うことはできないです」

 

あれ?そんなに重たい怪我だったの?

一ヶ月で戻るという話だったのでもちろん大きな怪我であったとはおもます。

でも面会謝絶になるほど?

色んな方法で彼女との直接のコンタクトを図りましたがそれらは叶いませんでした。

※ですからお金は貸していません。

ここから私の不思議な気持ちはどんどん募っていきます。

 

そしてきいていた退院日

「退院できませんでした。でもイベントの日には間に合います!」

退院したら、イベントが終わったら次はこんなことをしてみたいと

彼女も意欲的な中、それらは告げられました。

でも意欲的だからこそ私たちは待てるとも思ったんです。

不審だったけど、でも、きっとあの時は切羽詰まってたんだろう。

病院のこともそういうシステムで私がわかっていないだけなのかも。

モヤモヤ刷る気持ちにそう整理をつけました。

 

そしていよいよイベント一週間前になりました。

彼女が退院してきました。入院上がりとはいえ日々リハビリをしていた。

練習もリハビリの中で取り組んできたときいていたので最後の練習にはなるがなんとか皆で調整しよう!そんな気持ちでした。

皆で集合する前に一人でスタジオを取っているので練習します。

無理ない程度にねと誰もが声をかけていました。

 

そして全体練習の時間。

彼女は来ませんでした。

何度電話しても繋がらず、LINEも既読にならず。

 

そしてグループラインにポンっっメッセージが飛んできたと思うやいなや

彼女はグループから退室していきました。

 

「まだ激しい運動をしては行けないのにダンスの練習したことが病院にバレて連れ戻されたので一緒にイベントでれません」

LINEもSNSも全てのアカウントを消去し彼女は居なくなりました。

 

その衝撃は言葉にもできません。

彼女の復帰を待ち、怪我の具合を考えて変更点を練りながらの日々でした。

その全てがほんの数秒で消えていったと私は思いました。

全員が絶望してこの日イベント前の全体練習として集まったスタジオで固まっていました。

 

私は必死に電話をかけていました。拒否された電話が虚しかったです。

でも一言言わずにいられませんでした。

ふざけるなと。

悲しくてリーダーは泣いていました。

諦めないメンバーは自分のダンスを監修してくれていたダンスの得意な友達に

出てくれないかと声をかけてくれていました。

私はただただ怒っていて、何もできなかったな…

 

結果で言うと代替の人が見つかり、イベントには出れたし

最高の結果でその日を終えました。

諦めなかったメンバーとたった一週間で全てを頑張ってくれた新しく加入してくれた人とそして皆の気持ちが一つだったからこそと思います。

 

しかしこの脱退事件を経て得たものはいいものばかりではありませんでした。

 

窮地に陥った時に人はどうなるのか。

この時はっきりしました

・悲観し動けなくなる人

・怒りで本来のゴールを見失う人

・前向きに物事を進めようとする人

・何もしない人

私は腹が立ちすぎてこの頃は全部にイライラしてました。

悲観して動けなくなる人にも、なにもしてくれない人にも。

そして本来のゴールである「イベントを楽しもう」を取り戻したのは

リハーサルになってからだったと思います。

それほど私は怒りに支配されていました。

 

私が一番腹を立てたのはこの「なにもしない人」でした。

それすらイライラしているのにこの人の性格が運悪く私と真逆でした。

私が【チャレンジ精神旺盛】だとすると

彼女は【人が準備したレールを歩きたい】人だったのだと思います。

別にどちらも悪いわけではないです。

でも何もしてくれなくて二の句が「やろうとおもうけどやったことない/わからない」

これには非常にイライラさせられ、何度個人的に怒ったかわかりません。

 

複数人で長期に渡り何かするにはどうしても一人ひとりの協力が必要です。

その中でなにもしない、用意されたものをただ淡々とやるこの人に私はイライラしていました。なにもしないというと語弊もあります。

 

ある日この何もしない人は「ごはん会したい」と言いました。

全員がいいね!!となったのですが彼女がやってくれるのはここまでです。

やってくれるひとにおまかせ。

まぁ…そういうこともあります。言ってみただけ。

でも私は全員の反応が「やろう!」だったように受け取りました。

だから進まない物事に対して私が調整しようと手をあげ進めていました。

そんな中こんな一言が飛んできます。

「みんな都心じゃなくてこっちにもこいよ」

イライラがピークに達した瞬間です。

こっちはみんなの時間を調整し、食べたいもの、苦手なものから店を探し

さて下見にでも行こうかなぁと思っていたところ。

たしかにこの何もしない人の家は都心から離れていました。

電車で2時間ほどかけていつも来てくれていました。それには感謝しかありません。

でも言い方ってものもあるしじゃああなたがやってよと思わざるを得ませんでした。

 

「そんなに言うならあなたが調整して」

そもそもごはん会をやろうといい出したのは彼女なのに

私がこうやって手を出し続けることもないなとこの時に思いました。

 

さて、ここから私にとって苦痛の日々が始まります。

何もしない人は普段から何もしていないので段取りが悪いのです。

日程は何度も調整し直しになり、店はなかなか決まらず。

何度メンバーに「抑えて」といわれたか。

そしてようやく決まったごはんの日の3日前

 

「仕事で遅くなるかもだし皆だけで行ってて><」

ごはん会の主催をした彼女から顔文字付きでこんな文章が送られてきました。

散々アレやコレやしておいて?

仕事は仕方ないです。分かるんです。

でも何が有るわけの理由が明確ではない様子で「なんか忙しいかも」みたいなので

私は納得がいきませんでした。

「どうにか調整できないの?」

「うーん。18時ぐらいにならないとわからない」

お店の予約は21時。18時で判断付くならその時で良かったのに

こう3日も前からいわれると調整する気の無さを感じていました。

私がここでイライラしたのには私の自分勝手な気持ちがあってでした。

私が調整しようとしていた店はごはんも店内もきっとメンバーが喜んでくれる!と

意気込んで選んだものだったのに対し彼女の選んだものは

二次会コース?と思うような値段と品数の少なさ。

これは勝手な私の解釈ですが、家が遠く、何度もこちらへ足を運ぶとなると

交通費がきつかったのではないでしょうか。

だからできるだけ費用は抑えたかったのだと思います。

※勝手にそう思ってるだけです

 

結果的に、ごはん会は取りやめました。

そしてもう一つ、結果的に彼女の仕事は18時には終わっていてごはん会は

開催していればみんな参加できていました。

これはたらればの話。

 

こんなモヤモヤが日々小さくどんどん彼女につもりました。

何かチームで物事をしようとした時に何もしない人の

何もしないスキル。またはなにもしないけど口は挟むスキルが阻害してくると感じていました。

それを私は嫌なキャラクターだろうと自分でも感じながら

彼女にコンコンと説明していました。

これはきっと彼女のストレスになったと思います。

でも私はチームであるからこそ物事をすすめるために良かれと思っていました。

ただ、言い方、やり方はきっと失敗していると思います。

彼女は私より年上でした。小娘に正論叩きつけられて気持ちよくない部分は絶対にあったと思います。

 

そして事件は勃発しました。

このチームの話とは別に私が30人以上の参加者をつのる超大型のコスプレイベントを企画しているときです。

なにせ大人数のため人とキャラの調整に精神をすり減らしていました。

初めましての人も気持ちよく出来るようにしよう。

スタッフで参加してくれた人にも気持ちよく帰ってもらいたい。

行ってよかったというイベントにしたい。

自分で言い始めたことです。誰かに相談することはあっても

作業を手伝ってとはいえないまま、多くの参加希望者と日々連絡を取り

皆が納得できるキャラの配置を試行錯誤していた中です。

たまたま見かけた彼女のSNSにはこんなことが書いてありました。

「私がやる○○のコスプレを必要とされたい」「△△ってキャラの横は私がいい。そうでないとヤキモチを焼いてしまう」

彼女は運動会の調整が如何に大変なものかおそらく知らなかった。想像ができなかったのだと思います。

それは私も今こうやって主催をしているからわかることで今まで参加してきた超大型で主催の人たちがしてきた苦労をしりません。

でも

・ちいさなイライラの積み重ね

・大型を動かす責任

これらが重なっていた私はこのSNSをこう受け取りました。

「大型でも私が○○やるでしょ。主催と私はチームで同じなんだし。△△ってキャラもチームの子がやってるし。そうじゃない人が選ばれたらヤキモチ焼く!」と。

この時点でまさに調整中で第一希望を通してあげれない可能性もあった中

他の参加者からも見える場所でこのような発言をされたことに私の堪忍袋の尾が切れました。

 

思ったことを書いてLINEしました。

ここでの私の失敗はあまりにも自分に余裕もなく余計な言葉がついて回ったことです。

余計な言葉の中には普段から思っていたけどいわなくていいことが多分にありました。

 

その中の一部でかつ彼女に響いたのがこれらです。

「衣装は作れない、売ってないと出来ないといわれる」

「ウィッグが別キャラのものから代用しているから形が違っているけどそこはこだわってセットを変えてくれるわけでもない」

「そもそもで言うとなにもしてくれない」

 

これらの言葉に私はこう付け足しました。

「あなたはこうなのに、他の人と比べた時どうしてあなたを優先的に選べるというの?選ぶメリットがない」

「でも○○にしなかったらこうやってSNSでやきもちやいてグチグチ書かれるのかな。それって煩わしい」

 

言う必要のない言葉です。でも私はそういいました。

こんな小さなことにすら爆発してしまうほど普段の行動から

私はイライラしていたし、それにいちいち注意していても「そんなつもりじゃない」とか返事をしないとかで逃げていて解決されないことは苦痛だったのだと思います。

 

これによって変化したことがあります。

もう一度言います。

この超大型は前半つらつら書いていたチームとは別の話です。

 

彼女は突然チームのLINEに「チーム辞めます」と言いました。

この時チームはちょうど次の企画を動き出していて

その本番がこれもまた運命だったのか1週間前になろうとしていました。

 

私は思いました。

この人は何もしないばかりか、あの時の苦痛を

絶望を全く味わってもいなかったのではないか。

真意はわかりません。

味わったけどそれよりも私と会うことのほうが苦痛だったのかもしれません。

 

メンバーはここで前回と同じく分かれました。

しかし今回ははっきりと二分したと感じています。

・前向きに解決に向けて動く人

・怒りを露わにするもできるだけ押しとどめている人

何もせず悲観する人はいませんでした。

これはきっと悲観していた人が「それじゃ物事は動かない」と思った結果だと思います。

そういう意味で、前回の事件は

人を良い方向に変えたかもしれないと私は思っています。

私もその場すぐLINEで発言せずまずチームのリーダーへ連絡できるようになったのは

成長したかなぁとちょっとだけ自分を褒めたい気持ちでいます。

 

前向きに物事を進めてくれる人が多方面から話をきいて物事を勧めてくれました。

彼女は私より年下です。

情けない話ですが年長者二人のトラブルを6歳も下の子が取りまとめていました。

 長い期間、私たちは何もしない人にだれが何を伝えるかを選び取りながら進めていました。

 

私達と彼女のLINEは数日、私が送ったこんな文章で止まっていました。

もちろん、これもチームの皆と話して出したもので私個人だけの意見ではないです。


「まだ戻りたい踊りたいなら衣装持参してスタジオにくる。そのつもりがないなら手ぶらでいいので今回のことに関して頭を下げにスタジオに来てと思います。それが今回このタイミングで抜ける人がつけるけじめだし礼儀だと思うので。」

 

私たちには時間がなく、次のイベントは迫っていました。

また、この先やりたいことも出ていました。

さて、この人を含めるのか、含めないのか。新しく人を探すのかどうか。

私はこの文章に対して「わかりました」という言葉が早々にでも送られてくるだろう。

そしてそれ以降は本番までおそらくだんまりになるだろう。と思っていました。

 

でも、何もしない人は素知らぬ顔で嘘をつき続けLINEに返事もなくSNSを更新していました。どれだけ悔しかったか。

通信制限と言いながらパンケーキの写真をSNSに上げる余裕があるなら

返事の一つぐらいしてくれ。と思いました。

そしてどうしてこんなに私達が気を使って我慢していかなきゃならないのだろうと思いました。

 

ここまできて思ったことがあります。

こうやってダラダラすることで物事を止めてしまうと精神的にも物理的にも

だれも前には進めない。双方にストレスが掛かるばかりです。

そういう意味で一人目の脱退の仕方は最悪の結果を免れたいい判断だったのではないでしょうか。もちろんこれは結果論ですが。

 

 

先程、やっぱり抜けます。とLINEが来ました。

彼女はあらゆる悲嘆を書いて一方的にいなくなっていきました。

SNSは個人的にブロックされています。

私はこの結論に異論はないです。

まぁ、遠かれ近かれこうなったような気もしていました。

私も許す努力が出来なかったし彼女も改善する努力はできなかっただろうし。

 

 

改めて思います。

だれかと何かをするためには

・自分で選び取る何かがいること。

・私だけに出来る何かがなければ代替えのきくなにかになってしまうこと

これは遊びだけではなく仕事だってそうです。

 

改めて言います。

私だって完璧じゃないからこそ言葉選びを間違え

やり方を間違えこの結果だと思います。

でも後悔はしていません。

 

私は今残ったメンバーと最高のものを作り続けていくことがきっと

抜けていった人たちへのあてつけになることを信じて

今後もがむしゃらにがんばれたらいいと思います。